電験3種

電験三種のテーマ別過去問のおすすめ、電験王本はテーマ別として使える?

2021年7月3日

テーマ別問題集で実力を付けたいのだけど、どこの本が良いの?
代表的なものは電気書院です。

最近出た電験王さんの過去問は使いようによってはテーマ別として良いかも知れません。

ソウケイ

 

電験3種の問題集って色々とあって迷いますよね。

 

管理人は今年に電験を受けませんが、解答速報の電験アベンジャーズとして参戦する以上、他のメンバーの足を引っ張るわけにはいきません。

 

電験三種(二種も併せて)の勉強から久しく遠ざかっていますので、そろそろ勉強という名のリハビリを再開します(^ ^;

 

今回は電験三種を受験するつもりで問題集を選びました

 

これから受験する人の参考になればと思い、最近出版された電験王 三種本をメリットとデメリットを絡めて紹介していきます

 

この記事を読んで欲しい人

  • これから電験三種を受験する人
  • テーマ別過去問でどの本にしようか悩んでいる人
  • テキストにお金を掛けたくない節約家

過去問の種類

そもそも過去問ってどんな種類があるの?

主にテーマ別(分野別)と年度別の二種類です。
ソウケイ

 

弱点の集中強化はテーマ別、年度別は仕上げとして活用しましょう

 

これらの違いと使い方については以下で説明しています。

あわせて読みたい
電験の過去問はテーマ別問題集からやれ!年度別を始めに手を付けるな!

 

今回はリハビリ兼用なので、テーマ別問題集を探してました。

 

今までは

電気書院一択

テーマ別問題集と言えば今までは電気書院の「(以下、15年もの)」が一択でした。

 

管理人の受験時は、電験3種は法規の1科目を残し、電験2種の一次試験では理論と機械の2科目が残りました。

 

ソウケイ
その時に「15年もの」にはお世話になりました。

 

解説も丁寧ですし、何より15年分もあるので似たような問題も多くなるので弱点補強にはもってこいです

 

三種の理論・機械ではオススメ

電験3種の二大科目の理論と機械は計算比率が高く、試験範囲も広く、電験3種の出題自体クセがあります

 

なので、10年分の過去問では少なすぎると感じる人もいるかも知れません。

 

初年度や自信がない人にとっては15年ものをおすすめします

 

場合によっては多過ぎ

よーし、自信がないから4科目全て15年で頑張るぞ!

ちょっと待って。全科目はやり過ぎです。
ソウケイ

 

ですが、15年分は科目によって、または人によっては問題数が多すぎます

 

得意科目は10年程度で十分だったりします。

 

理論と機械についても、それぞれ得意な人にとっては同じことが言えるでしょう。

 

ソウケイ
最近は法規も難化する年があるので、いちがいに多すぎとは言えませんが。

 

ただし、最初に倒すべき科目は理論と機械、少なくてもどちらか一つを攻略しましょう

 

その必要性は以下で説明しています。

あわせて読みたい
電験3種の初年度は3科目狙いがおススメ!4科目1発合格を狙わない作戦

 

4科目×15年は逆効果

よくやりがちですが、電験3種の初年度で4科目×15年をそろえるのはやめましょう

 

学習範囲が分散するので、非効率的です

 

せっかく覚えたものも時間が経って、ポロポロ忘れてしまうという弊害が出てきます。

 

ソウケイ
時間がある場合を除いて残り1~2科目で「とどめを刺す」場合のみ15年ものを使いましょう。

 

電験2種一次試験

理論以外の三科目

電験2種の一次試験の理論以外の三科目については5~10年分が適量だと、こちらにて説明しています。

あわせて読みたい
電験二種 一次試験の過去問選びでもう迷わない。先人の失敗から学べ!

 

理論

一方で電験2種の理論は微分積分を使うので3種に比べてレベルアップします。

 

それに、過度現象は微分方程式を使います

 

なので苦手な単元は10年、15年と掘り下げていっても良いでしょう。

 

ソウケイ
ちなみに私は微分方程式を今でも理解できてません(^ ^;

 

過度現象についてのみ、「電験2種 過渡現象をラプラス変換で解く」という問題集で新制度以降の平成7年(1995年)から令和元年(2019年)まで25年間をやり込みました。

 

それについては、こちらで説明しています。

あわせて読みたい
電験二種 一次試験対策に参考書は必要?過去問のみあれば十分なのか?

 

そこまでやる意味あるの?

「25年分なんて多すぎるのでは」と思う人もいるでしょうけど、それだけ量があれば簡単なものから難しい問題まで幅広くあります

 

実際に取り組んだ感想として新制度の平成7年付近は素直な問題ばかりでした。

 

それに、計算量が多くて苦労した問題はせいぜい3、4問なので苦にはなりませんでした。

 

それに、ラプラス変換は二次試験の機械・制御で必ず使うので、やり過ぎたという感じは全くありませんでした。

 

ソウケイ
そこまで、やり込んだからこそ二次試験への自信が付いたとは断言できます。

 

5年~10年ものは無い

電験三種も二種も5年~10年のテーマ別過去問を見たことがありません。

 

なので、今まではやり過ぎと思いつつも15年ものを入手するしかありませんでした。

 

電験王の過去問

つい先日に電験王さんとケンタさんの過去問題集「電験3種 過去問徹底解説 理論 令和3年度版(以下、電験王もの)」が発売されました。

 

書籍版は従来通りの6年分ですが、電子版は9年分となっています

 

この本は管理人が電験三種の受験時(2018年以前)にはありませんでした。

 

ですが、私は電験二種の一次試験と二次試験で、電験王さんの問題集に大変お世話になったので今回は三種版を使用してみます

 

15年ものとの比較

電気書院の15年ものと比較するために表にしてみました、全て税込みです。

 

電験三種

科  目 名  称 掲 載 年 数 金  額
理論 電験王 過去問徹底解説 9年(2012~2020年) 648円
電気書院 過去問マスタ 15年(2006~2020年) 2,860円
電力 電験王 過去問徹底解説 9年(2012~2020年) 648円
電気書院 過去問マスタ 15年(2006~2020年) 2,750円
機械 電験王 過去問徹底解説 9年(2012~2020年) 648円
電気書院 過去問マスタ 15年(2006~2020年) 2,970円
法規 電験王 過去問徹底解説 9年(2012~2020年) 598円
電気書院 過去問マスタ 15年(2006~2020年) 2,750円

掲載年数が9年なので、初学者の入り口としてボリューム的にもちょうど良いです

 

念のために電験二種の一次試験も比較表にしてみました。

 

電験二種

科  目 名  称 掲 載 年 数 金  額
理論 電験王 過去問徹底解説 9年(2012~2020年) 848円
電気書院 過去問マスタ 15年(2006~2020年) 3,520円
電力 電験王 過去問徹底解説 9年(2012~2020年) 848円
電気書院 過去問マスタ 15年(2006~2020年) 3,190円
機械 電験王 過去問徹底解説 9年(2012~2020年) 848円
電気書院 過去問マスタ 15年(2006~2020年) 3,300円
法規 電験王 過去問徹底解説 9年(2012~2020年) 798円
電気書院 過去問マスタ 15年(2006~2020年) 2,970円

足りなければ掘り下げ

9年分をトライしてみて「もっとやりたい!」となれば15年以上と掘り下げていっても良いでしょう

 

お試し用として手ごろな価格と言えます。

 

時間に余裕がある場合に限り、ドンドン弱点克服していきましょう。

 

入手してみた

実際に印刷してみました。

 

その上でメリット、デメリットをご説明します。

 

メリット

  1. 組み合わせ可能
  2. 家計にやさしい
  3. 分かりやすい解説

組み合わせ可能

書籍版でも良かったのですが、「バラバラならテーマ別っぽく組み合わせられるのでは?」と考えました。

 

内容は年度別で問題番号順に並んでいます。

 

テーマ別に並んでいないので、自分で組み合わせる必要があります

 

別途、テーマ別の一覧表として

  1. 電磁気
  2. 回路計算
  3. 電子理論
  4. 電気及び電子計測

の4分野で一覧表があります。

 

ただし、問題本文ではなくどの年度の何番の問題がどのカテゴリに分かれているかだけです

 

とりあえず理論編を年度別に印刷した後にテーマ別に分けてみました。

 

デメリットで述べますが、この作業は結構面倒くさいです

 

家計にやさしい

電気書院は科目によって価格にバラツキがありますが、電験三種について電験王ものは法規は598円、それ以外の3科目は648円です

 

もし4科目そろえたとしたら2021年度版で電験三種の15年ものが計11,330円、電験王もので2,542円となります。

 

電験王ものは家計にやさしい値段となっています。

 

ちなみに電験二種 一次試験の4科目は15年もので計12,980円、電験王もので3,342円です。

 

ソウケイ
サイトで見れば0円ですが、理解度や日付などを書き込めるメリットは紙好き人間の私にはありがたいですね。

 

単元別に分ければ持ち運びをするのにも、そこまで苦になりません。

 

分かりやすい解説

何問かやってみましたが、電験王さんの解説はやはり分かりやすいです

 

しばらく問題を解いていないので拒絶反応が起きるかと想定していましたが、理論がスイスイ頭に入ってきます

 

1種、2種同様に安定のクオリティです。

 

しかも解説の図のいくつかが、サイトと同じでフルカラーです。

 

ソウケイ
白黒だけの解説より理解が深まりますね。

 

デメリット

  1. ボリューミー
  2. 面倒な仕分け

ボリューミー

全ページで288ページもあります。

 

問題部分だけ印刷してみました。

 

265ページで、厚さは2.8mmもあります

 

両面印刷にすれば半分に収まりますが、おそらくページの都合上でテーマ別への組み合わせが難しくなります。

 

面倒な仕分け

単元ごとの表があるので、テーマ別に手作業で仕分けてみました。

 

一覧表は以下の単元で分かれてます。

 

  1. 電磁気
  2. 直交流回路
  3. 電子理論
  4. 電気及び電子計測

これを見ると分かるのですが、電磁気や直交流回路が一緒のカテゴリになってます

 

ここからさらに

  1. 電界、磁界、その他
  2. 直流回路、交流回路、三相交流回路
  3. トランジスタ、オペアンプ、その他
  4. 計測器、その他

に分けました。

 

受験経験者の私でもしんどかったので、「受験初心者には難易度が高くないか?」と思いました。

 

なので、「初学者にとってのテーマ別問題集に向いてない」と判断します

 

年度別としては良いのですが、分野別としても閲覧または印刷できれば買いですね。

 

ソウケイ
問題集を2パターンそろえる必要がなくなりますので。

 

まとめ

テーマ別として使うのに課題はありますが、力試しにちょうど良いです。

 

それに、お金を掛けたくない人にとってはコスパの高い問題集ということも分かりました

 

初めての受験において、自分の立ち位置を冷静に判断するのは難しいです。

 

自分に適するのは5年、10年、15年それ以上なのかが初年度に分かる人は少ないでしょう。

 

まずは9年分から入ってみて、不得意な科目や残った科目を15年以上に掘り下げる

 

そうすることでムダを省いた過去問演習にしてみてはいかがでしょうか

 






-電験3種
-, , ,

© 2021 電験ジョイ Powered by AFFINGER5