電験3種

2023年度から電験三種にCBT導入!パイロット試験をレポートします

2021年12月15日

 

CBTって、どんな感じの試験なの?

 

おためしテストを受けてきたのでレポートします。
ソウケイ

 

令和5年度(2023年度)から電験のCBT試験が始まります

 

初めての試験形式なので戸惑いますよね。

 

どんな試験なのでしょうか。

 

つい先日にCBTのおためし、パイロット試験を受けてきました。

 

そこで、今回は試験の様子や懸念点、メリットなどを説明していきます。

 

この記事を読んで欲しい人

  • これから電験三種を受ける人
  • CBT試験の詳細を知りたい人
  • ペーパーとCBTでどちらを受験しようか迷っている人

 

CBT方式とは

Computer Based Testingの略で簡単にいうとパソコンを使用した試験方式のことです。

 

従来は問題用紙とマークシート記入による解答方式でした。

 

CBT試験では端末上に問題文と解答が表示され、選択肢をクリックして解答を埋めていきます

 

ちなみに、いきなり2023年度からCBT試験に置き換わるのではありません。

 

いつまでかは分かりませんが従来のペーパー試験とCBT試験がしばらくは併用して運用されるようです。

 

試験予約

パイロットテストについてはJJSテストセンターにて、アカウント登録して受験申し込みをしました。

 

実際に申し込んだ感想として予約時は

  • 1日に4科目受験できない
  • 予約は早い者勝ち

 

の2点に注意すべき可能性があります。

 

1日に4科目受験できない

同日予約できず

管理人は電験三種の4科目について、パイロット試験に申し込んで全て当選しました。

 

そこで、全科目を一日でいっぺんに受験しようと思って、朝から夕方まで一日を空けます。

 

ですが、家から近い会場はお昼からの受験開始時間しか選べなくて、同日の4科目受験は不可能でした。

 

せいぜい予約できて2~3科目/日です。

 

遠方の受験会場にすれば4科目を1日で消化できたのかも知れません。

 

ソウケイ
ですが、さすがに合格しても意味がないパイロット試験に対して、2日以上挑戦する気力はありませんでした。

 

逆にメリットになるかも

反面、意図的に試験を2~4日に分けれる可能性もあります

 

そうすれば、1度に4科目受験するよりも科目を分散させた方が、一日あたりの精神的負担が軽くなります

 

ソウケイ
4科目受験の朝9時から17時までの長丁場はさすがにキツいですからね。

 

実際の試験ではどうなるか分かりませんが、意外なメリットを発見をしました。

 

予約は早い者勝ち

試験会場は予約の早い順で埋まっていきます。

 

従来のように大きな試験会場ではなく、CBT試験では端末のある専門学校やパソコン教室などの割りと小規模の建物も会場の対象となります。

 

働いている人たちにとっては土日が集中しやすいので、席がなくなる前になるべく早く会場を押さえる必要が出てくるでしょう

 

ソウケイ
申し込みが始まったら、まず目ぼしい日程で会場を押さえるというのもアリですね。

 

あとで何回か会場や日時を変更しましたが、特に回数などの制限もありませんでした。

 

まだまだ流動的

上記の懸念点は2023年度以降の本試験で、どうなるかは未定です。

 

バグ出しして改善するためのパイロット試験でしょうし。

 

ソウケイ
2023年の5月上旬あたりに受験案内が配布されるので、そこで明らかになるかも知れません。

 

実際に申し込みが始まってみたら、分かってくることもあるでしょう。

 

いずれにしても、どちらに転んでも良いように早めのアクションをしておきましょう

 

開場到着

そして、試験会場に到着しました。

 

とある住宅街の一角にある住居兼の小さなパソコン教室です(無礼)。

 

規模的には子供の頃に通っていた個人塾のような感じです。

 

受付で名前や受験する試験の情報を記入して、待合室で待機するように言われました。

 

待合室に行くまでに部屋があり、横目で1室にパソコンが8~10台あるのが見えます。

 

パソコン部屋はここ1部屋だけのようです。

 

待合室にて

他の受験生らしき人は同年代くらいの男性が2人いて、もしや電験を受けに来たのかなと思ってコッソリ聞いてみました。

 

管理人「自分は電気の試験を受けに来たのですが、何の試験ですか?」

 

二人「おにく検定です。」

 

おにく?え、肉の試験!?二人とも?それって人気あるの?そもそも、どんな試験?

 

と、いろいろと突っ込みたかったです。

 

ですが、すぐに受付の人に「受験の準備をしてください」と呼ばれたので肉談義できませんでした。笑

 

荷物預け

荷物は全てロッカーに預ける必要があります。

 

かばんやスマホ、ボールペン、メモ帳、それにハンカチもダメです。

 

ポケットの中まで空にして試験室に向かいます。

 

試験開始

電力から

今回受験するのは電力と理論の2科目で、最初は電力科目から受けました

 

セオリーでは理論→電力の順番です。

 

ですが、夕方までに帰宅したかったので、早く退出できそうな電力を先に選択しました。

 

渡されるのはメモ用のA4サイズのコピー用紙1枚とシャーペン1本のみです。

 

電卓はパソコンのアプリを使用します。

 

出題の年度はバラバラですが、数値替えもなく過去問そのまんまの出題でした。

 

割合的に発電、変電、送配電、保護機器など本番さながらのバランスです。

 

一覧・終了ボタン

問題の一覧画面があり、解答済みや未回答などの問題が確認できます。

 

試験を即時終了するボタンもありました。

 

CBT方式なので一目で分かる紙とは違い、解答忘れなどの『抜け』が出やすいのではと想定していました。

 

ですが、一覧画面を使えば解答もれ・抜けが一目で分かります

 

試験終了ボタンは間違って押しても、確認ボタンまで連続で押さないと終了にはなりません

 

電力科目では分からない問題もいくつかありましたが、30~40分くらいでササっと試験終了としました。

 

続いて理論

電磁気、回路計算、電子回路、計測機器とほぼ従来通りの問題割合の印象でした。

 

電力と同じように特定の単元に問題が偏る心配はなさそうです。

 

今年は電験アベンジャーズ参加で3種試験の勉強を少ししてたこともあり、あるていどは何とか解くことができました。

 

理論も分からない問題は適当にマークして目星を付けて、50~60分くらいで退出しました。

 

アンケート

最後の問題の後ろには何問かのアンケートがありました。

 

あとで説明しますが、今回のパイロット試験で使いにくいところとか入れておきました。

 

試験終了

試験終了ボタンを押すと100点中何点といった結果がすぐ画面に出ます

 

そして受付に行くとすでに印刷した試験結果がもらえました。

 

メリット

管理人なりに感じたメリットとデメリットを説明していきます。

  • マーク時間短縮
  • 退出時間が早くなる?
  • すぐ出る試験結果

 

マーク時間短縮

従来は解答用紙にえんぴつかシャーペンでマークしていました。

 

ですが、全てワンクリックで済んでしまいます。

 

間違えた時も一瞬で変更できるので、消し残ったマーク跡などを気にしなくて済みます

 

また、自己採点用に問題用紙の選択肢に印を付ける必要もありません

 

退出時間が早くなる?

従来の試験では60分経過しないと退出できませんでした。

 

今回は電力を60分、理論の試験時間を90分で予定していました。

 

電力は40分足らずで退出しましたが、とくに何も言われてません

 

それに、電力終了後の2分後くらいに理論試験もスタートしていました。

 

ソウケイ
今までの試験のように「休憩時間が長すぎるよ!」と感じる間もありませんでした。

 

ただ、2023年以降の試験本番では規定の退出時間が来るまで、試験終了できないかも知れません。

 

すぐ出る試験結果

従来は1~2カ月近く合否を待つ必要がありました。

 

CBTでは終了ボタンを押すと同時に合否判定が出ます

 

55点付近で得点調整に期待してモンモンとするより、次スタートへの切り替えが早くできるのでこれはこれでアリです。

 

ソウケイ
従来だと待ちに待った結果に喜んだり、落胆するだいご味はありましたけど。

 

今までの試験に比べて、かなりあっさりした感じです。

 

デメリット

懸念点を含めて、以下の不便さを感じました。

  • アクセスの悪さ
  • 電卓の使いにくさ
  • 問題の見にくさ
  • 得点調整がない

 

アクセスの悪さ

試験会場は新幹線が止まる駅からローカル線に乗り換えます。

 

最寄り駅で降りて、そこから徒歩5分くらいのところでした。

 

アクセスは思っていたより悪くなかったです。

 

ですが、試験会場付近に駐車場があったので、管理人は車で行きました。

 

ただ、住宅街の一角だったので受験生が大勢いたら駐車場探しで時間を費やしそうです。

 

大きな駅周辺の会場でなければ、試験当日は早めに出発するのが良いでしょう。

 

電卓の使いにくさ

電卓の持ち込みができないのでWindowsの電卓にてテンキーを使って打ち込んで計算します。

 

ルートやメモリー機能はありましたので、電験の電卓としては十分です。

 

ただ管理人が使ったパソコンだけなのか、小数点ボタンがすごく打ちにくかったです。

 

ソウケイ
モヤモヤしたので、「電卓が使いにくい」と詳細をアンケートに入力しておきました。

 

問題文の見にくさ

問題文が長い場合、画面を上下にスクロールする必要が出てきます

 

情報量が多すぎるとメモしたり、2画面を交互に見ながら頭の中で整理しないといけない不便さはありました。

 

得点調整がない

『試験結果がすぐに出る』の裏返しですが、得点調整がなくなる可能性が高いです。

 

今までは難しい科目は5~10点ていどの得点調整を入れていましたが、CBTでは調整を入れようがありません。

 

つまり、合格点は60点以上となり、それ未満は全て不合格となります。

 

ただ、今までの紙を使ったテストであれば得点調整が入る可能性があります。

 

じゃあ、得点調整が入りそうな紙の方で受けようっと。

 

でも、もしかしたらCBT試験の方が難易度は落ちるかも知れませんよ。
ソウケイ

 

得点調整が難しいからこそ、逆に易しい~標準のレベルの問題が出る可能性もあります。

 

それこそ、制度が整う初期段階では過去問の数値替え問題が出ないとも言えません。

 

ソウケイ
それに今までの試験でもここ2年ほど得点調整が入っていません。

なので、得点調整には期待しない方が得策でしょうね。

 

まとめ

CBTのパイロット試験の様子、メリットや懸念点などをご説明しました。

 

制度が整わないうちは意外にCBTで受けてみるとラッキー問題に出会えることもあるかも知れません。

 

実際の試験形式は2023年度に明らかになりますが、CBT試験を受けようか迷っている人は参考にしてください。







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