電験2種

【機械制御編】電験二種 二次試験当日の雰囲気を再現!試験レポート

2021年11月10日

電験2種の機械制御の試験って、問題数が少ないから簡単なのかな?

 

その分、試験時間も少ないです。

それに計算比率が高いから、電力管理より1問あたりの時間が少なく感じて余計に焦りますよ。

ソウケイ

 

前回、2020年度(令和2年度)の電力・管理科目についての記事を書きました。

あわせて読みたい
電験二種 二次試験当日の雰囲気を再現!試験レポート【電力管理編】

 

今回の記事では機械・制御科目の受験時とおまけで翌日の様子をレポートします。

 

時間がない中での焦りや戸惑いなど、試験の雰囲気をお伝えします。

 

受験時に活かしてもらえたら、嬉しい限りです。

 

この記事を読んで欲しい人

  • 電験二種 二次試験を受ける人
  • 初めて2次試験を受験する人
  • 二次試験で失敗したくない人
  • テンパりやすい人

 

電力・管理試験後

一試合終えて

電力管理の終了後で12時を過ぎていたので、持参した『おにぎり』を食べて一息つきます。

 

それでも次の試験までは1時間くらいあります。

 

前回の記事でも書きましたが、解答速報は見ないようにしていました

 

手応えが微妙だったので、結果が分かって落ち込みたくなかったからです。

 

それに次の試験に全集中するためです。

 

受験仲間との交流

ただ、地元の電験勉強会の仲間を見かけたので声を掛けます。

 

ソウケイ
コロナ前にちょいちょい参加していた勉強会です。

 

お2人いて、それぞれ電験1種と2種を受験されてました。

 

無視することもできましたが、あいさつと「試験どうでしたか?」ていどの軽い交流で、すぐに一人になります。

 

ソウケイ
そのうちの一人と連絡先を交換します。

そのお陰で後に保安点検の仕事をするようになるのですが、それはまた別の機会に書きます。

 

機械・制御試験前

カンペは作らず

そうこうしているうちに試験時間が近づいてきます。

 

機械・制御ではカンペは使いませんでした

 

過去10年間で論説問題が1問しか出てないので、対策しても意味がないと思っていましたので。

 

論説は1次試験時で読み込んだ『キーワードで覚える』の知識がうっすら残ってる程度です。

 

カンペはこちらで紹介しています。

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電験二種 二次試験合格の確率を上げるための作戦と数日前からの下準備

 

戦術をたしなむ程度

戦術で覚える!二次計算問題』で最終確認します。

 

と、言っても問題を解いたりしないで、解き方を軽く目視確認です。

 

でも、これが後の試験で功を奏します。

 

試験開始

そして、いよいよ最後の試験が始まります。

 

泣いても笑っても、2020年の試験は『これっきり』です。

 

平常心を保つために、いつものルーティンに近づけます

 

ソウケイ
深呼吸も忘れず行い、自分を落ち着かせます。

 

2020年のお題

令和2年の機械・制御で出題されたのは

  1. 三相かご形誘導電動機に関する計算問題
  2. 単相変圧器に関する計算問題
  3. 単相インバータに関する計算問題
  4. フィードバック制御系に関する計算問題

 

です。

 

試験時間は60分間で4問中で2問選択しなくてはいけません。

 

電力・管理と同じく単純計算で1問あたり30分で解ききる必要があります

 

〇△✖仕分け

全力の仕分け

電力・管理と同じように、この4問を3段階に仕分けます

 

ただし、電力管理の半分しか試験時間がないので2分、長くても4分ていどで見極めないといけません

 

仕分けに全神経を集中して

 

〇・・・問4. 自動制御

△・・・問2. 変圧器

✕・・・問1. 誘導機、問3. パワエレ

 

となりました。

 

✖の理由

誘導機はまさかの3年連続出題ですが、回転速度と周波数を求める問題で初めて見るタイプです。

 

三種でも似たような問題を解いたことがありますが、立ち位置(視点)によって回転速度が変わります

 

1問目でつまづくと最後までコケる危険性があると感じたのでパスします。

 

パワエレも小問が5つあり相変わらず意味不明です。

 

なので、想定通りに除外です。

 

〇と△の違い

なぜ、この順番かと言うと変圧器は小問4つですが効率計算があります。

 

なので、時間と手間が掛かるイメージが先行してしまいました

 

反面、自動制御はパッと見で解けそうな印象が強かったです。

 

という訳で、自動制御→変圧器の順番に決めます。

 

はっきり言って小問の多さをなめていました

 

ソウケイ
この選択によって、あとで猛烈に追い込まれますw

 

ここで3、4分は経過していたと思います。

 

解答開始

自動制御

お題は

フィードバック制御で以下の通りです。

 

(1)定常速度偏差ev

 

(2)減衰係数ζが0.8の時のKの値

 

(3)C(s)が変化した時の定常速度偏差ev

 

(4)(3)の場合のAの値

 

(5)固有角周波数ωnを求めよ。(2)に比べて(4)は応答が何倍になるか。

 

(6)(2)(4)の場合の定常速度偏差evを求めよ。(2)に比べて(4)の定常速度偏差が何倍になるか。

 

外乱D(s)の時間関数はランプ関数であり\[ d(t)=\left\{ \begin{array}{l} 2t & (t ≧0) \\ 0 & (t<0) \end{array} \right. \]とする。

 

という小問6つの中々やりごたえのある問題です。

 

1番手の選定理由

今、冷静に見るとボリューミーさに「うわぁ…」となります。

 

ですが、バラバラに見てみると解きやすそうなものばかりでした。

 

過去問を25年分やりこんだからこそ、すべての小問に覚えがありました。

 

なので、時間を掛ければ絶対に解ける自信が湧き上がります

 

それが、この問題を最初に選択した理由です。

 

戦術が役に立った面

試験寸前に『戦術で覚える』を読んでいて

 

$$d(t)=2t ⇔ D(s)=\frac{2}{s^2}$$

 

と同じような箇所に目を通します。

 

「そっか、そんな解き方してたなぁ」と何気に読んでいたところがドンピシャで出ました

 

おかげでシャーペンを走らせるのに迷いは全くありませんでした

 

余白の使い方は想定内

小問が6つは初めてでしたので、解き始める瞬間から余白スペースが足りないことは気付いていました。

 

小問の間で1行余白を取ったくらいで、けっこうピッチピチに詰めて書いていきます

 

全て書き終わったときに解答用紙のほぼ全てを使い果たします。

 

模試形式では本番さながらにB4用紙を使って練習をしていました。

 

それによって、問題を見たときに『余白を使う空間感覚は養われていた』ということです。

 

ソウケイ
最後の方で余白が足りずに書き直ししている時間はありませんからね。

 

書き間違いも

小問(4)だと思いますが、Aの値を求めるところを最初はωnをAで表す式で書いて『・・・(答)』としてしまいました。

 

記述式では消しゴムで間違いを消してはいけません。

 

間違った場所に✕点を書いて正答を書き足していくのがセオリーです。

 

小問(5)か(6)の途中で気付きましたが、ピチピチに詰めてるので書き足しは不可です。

 

解答用紙の最後の方も、あまり余白は残ってない状態でした。

 

仕方ないのでタイムロスを覚悟で、間違っている(4)の箇所を消しゴムで消して手直しを始めます。

 

(5)の1行しかない余白まで使い切り、どうにか修正完了です。

 

何とか1問完成、だが

解き終えた時点で試験開始から35分ほど過ぎていました

 

ソウケイ
時計を見て超あせったので、この時のことは鮮明に覚えています。

 

「あと1問で25分しかないじゃん…(> <;)」と泣きそうになります。

 

と、言っても泣いているヒマはないので、とっとと次の問題に行きます。

 

変圧器

問題は

(1)鉄損Wi[W]

 

(2)銅損Wc[W]

 

(3)力率100%のときの負荷率[%]、効率[%]

 

(4)負荷率30%で力率60%のときの効率[%]

 

です。

 

今、見ればこちらの方が圧倒的に早く解けます

 

ソウケイ
でも、試験中なので中々冷静になれないんですよね。

 

ここも過去問に近いので、ガンガン解いていきます。

 

なにしろ、時間がないと思ったので無我夢中でした。

 

ちなみに単相変圧器なので、注意点が役に立ったことも感じます

 

試験の注意点もこちらで、ご紹介しています。

あわせて読みたい
電験二種 二次試験合格の確率を上げるための作戦と数日前からの下準備

 

見直しタイム

間に合った!

変圧器問題を解き終えて時間を見ると、試験終了まで10分ほどありました。

 

「良かった、間に合いそうε-(´∀`*)ホッ」と思った反面で安心していられません

 

走り抜けてきたので自動制御も含めて計算に間違いがないかの見直しに入ります。

 

一通り見て

解いてきた問題をもう一度よく見て

 

計算ミスや誤記はなさそう、ヨシ!(・∀・)b

 

となります。

 

試験終了まで穴が開くくらい何回も解答用紙を見ていました。

 

試験終了

電力・管理の水車問題のように『やっちゃった感』がなく、機械・制御は少なからず手応えがありました

 

帰りの電車の中でツイッターの前日の応援コメントにお礼の返信をしつつ、試験の感じを投稿して受験仲間と共有します。

 

ただ、ツイートしてて力率改善のベクトルの始点が間違っていることに気付いて段々と焦り始めます

 

やはり、解答速報を見ないで正解でした

 

そして、アベンジャーズの解答速報を待ちます。

 

自己採点

翌朝にアベンジャーズの解答速報を見ながら採点したところ

 

〈電力管理〉

水車:24-27点

単相3線式: 8-12点

誘導電圧: 21-24点

力率改善: 24-27点

 

〈機械制御〉

変圧器: 30点

自動制御: 30点

 

電力管理: 77~90点、機械制御: 60点の合計137~150点でした。

 

ソウケイ
記述式の自己採点なので幅があります。

 

「あれ?合格基準点は108点だから・・・合格してる、マジか。合格だああぁ!やったぁああ!!」と家族が寝ている早朝に静かに叫びましたw

 

そして「ありがとう、アベンジャーズ!!」と感謝します。

 

おかげで合格発表までの2カ月半をモンモンとせずに過ごせました

 

そんな恩返しをこめて、管理人も今年はカフェジカさんの電験アベンジャーズ・ゴッドに参加します。

 

アベンジャーズ・ゴッドは電験二種 二次試験の解答速報です。

 

こちらはカフェジカさんのご紹介ページです

 

ソウケイ
ただ、同月に技術士の試験もあります。

どこまで貢献できるか分かりませんが、少しでも受験生の役に立ちます!

 

まとめ

機械・制御は電力・管理と比べて大問が少なく計算が多いので、時間が本当にありません

 

ですが、だからこそ電力・管理以上に問題を見極めてください

 

電力管理もそうですが、ここでの『ふんばり』が試験後の精神状態、もしかしたら仕事内容も左右する可能性もあります。

 

受験生は心してのぞんでください。






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