電験2種

2021年度の電験二種 二次試験の出題について予想してみた【発電編】

2021年8月24日

今年の電験2種 2次試験ってどんな問題が出るのかな?

 

範囲が広すぎるので何が出るか予想するのは難しいです。

でも、出ない問題を予想することはできますよ。

 

あとは、不意打ちにも対策しておきましょう。

ソウケイ

 

下記の記事で2次試験について出題される範囲のうち、25%を削減できると記載しました。

あわせて読みたい
電験二種 二次試験学習のムダを省け!不要問題を仕分ける方法を教えます

 

今回は発電問題について、過去問をふまえて2021年度に出題される、または出ない問題を予想してみました。

 

二次試験への参考にしてください。

 

省略できそうな計算問題については以下で記載しています。

あわせて読みたい
2021年度の電験二種 二次試験を逆予想【電力管理 計算問題編】

 

この記事を読んで欲しい人

  • 電験二種を受験する人
  • 二次試験の勉強範囲が広すぎて困っている人
  • 電験二種に最小の努力で合格したい人
  • ムダを省くのが好きな合理的な人

 

高確率な火力発電

過去の傾向

電力管理の問1は発電に関する問題です。

 

2009年以降の問1(発電問題)を表にしてみました。

 

年度 発電形式 出題形式
2020年 水力 計算 + 論説
2019年 火力 論説
2018年 水力 計算
2017年 火力 論説
2016年 水力 論説
2015年 火力 論説
2014年 水力 論説
2013年 火力 論説
2012年 水力 計算
2011年 共通 論説
2010年 共通 論説
2009年 水力 計算

 

2012年以降は火力と水力発電の問題が年度で交互に出題されています。

 

昨年は水力発電の問題が出ましたので、今年は火力または共通の問題が出るでしょう。

 

共通問題

共通の問題って何なの?

 

水力と火力発電の両方に共通する問題です。

 

主に発電機の保護や制御、発電した電力の安定に関する問題などですね。

ソウケイ

 

過去問を見てみると

 

2011年: 同期発電機の励磁方式について

  1. 励磁装置の基本性能
  2. 励磁方式のうち過渡安定度が高いものの選定
  3. PSS(電力系統安定化装置)の目的とその基本性能

 

2010年: 発電機の進相運転について

  1. 実施する目的
  2. 運転時の留意点
  3. 留意点に対する対策

 

と水力と火力の特有ではない共通問題が出ました。

 

今年は高確率で火力発電になると予想できますが、低確率で発電機共通やその他の発電の問題が出ることも無視できません

 

ちなみに2010年に電験1種で自己励磁現象について

  1. どのような場合に発生する現象か?
  2. 自己励磁を起こしにくいのは水力・火力または、大容量機・小容量機の発電機か?その理由は?
  3. 自己励磁現象の対策は?

 

と言う問題も出題されています。

 

ソウケイ
この辺りも押さえておいても良い共通問題ですね。

 

水力を捨てるリスク

でも、水力発電が出るかもしれないでしょ。

出たら、どうすんの?

 

可能性はゼロではありませんが、かなり確率は低いですね。
ソウケイ

 

電験二種の二次試験は計算量も三種とは違い、格段に増えてきます。

 

それに覚えることも多くなるので、凡人にはある程度の切り捨てが必要になってきます。

 

全体をまんべんなくやって、うろ覚えにしても白紙の解答用紙には記入できません。

 

出そうなところ、解けそうなところを確実に採点官に伝えれるようにしていきましょう。

 

ソウケイ
予想が外れる可能性もあります。

 

ですが、フワッと100%の試験範囲を理解するより、それ以外の約75%を完璧にする方が合格には近づきます。

 

火力の年は難しい?

火力発電について過去12年中で出題されているのは全て論説問題です。

 

なので、2021年も火力が出るとしても論説問題になる可能性が高いです。

 

逆に水力発電は計算の割合が火力と比べて高いです。

 

計算問題はプロセスと答えが合っていれば、満点を取ることができますが論説は完答しにくいところがあります。

 

このことから、火力の年は電力管理が難しくなる一因ではあります。

 

論説対策

よーし、とりあえず火力発電の論説過去問を全部暗記するぞ!

 

ちょっと待って。

 

全部覚えるのは非効率ですよ。

ソウケイ

 

たとえば2019年の問1は火力発電について「電源喪失時の補機電動機を停止させない理由」という問題でした。

 

あとは2017年にはコンバインドサイクル発電について「大気温度上昇が最大出力に及ぼす影響とその理由、その対策」という問題です。

 

こういうマニアックというか補助的な問題は覚える必要性は少ないと管理人は判断します

 

論説は再現性が低い問題も多いので、火力発電の基本的な設備、原理や制御・保護方法だけ押さえておけば良いでしょう

 

発電以外の計算問題を完璧にした上で余力があれば火力発電に関する文献を読んで知識を増やしていくのはアリです。

 

ですが、2度と出なさそうな重箱の隅をつつくような過去問を一生懸命覚えるのは非効率的です。

 

ソウケイ
「こんな問題出たんだな~」と、サラッと読む程度にしておきましょう。

 

計算問題の可能性

電験三種ではタービン効率、燃料算出など計算問題がたくさん出るのに、確認したところ二種の二次試験では火力発電について計算問題が出たことがありません

 

ただし、電験1種 2次試験の2014年にて酸素の質量、体積や空気量を求める計算問題が出題されています。

 

この辺は三種も含めて取り組みやすい問題が多いので、計算方法だけでも押さえておいたほうが良いでしょう

 

火力以外の発電

原子力発電

原子力発電とかその他の発電方式は出題されないのかな?

 

今年はそろそろ出てもおかしくないですね。
ソウケイ

 

2020年の受験時に管理人は原子力発電が出るのではとヤマを張っていました。

 

なぜかというと2020年の電験3種や1種の一次試験の電力科目で原子力について出題されたからです。

 

その年の電験2種の1次試験で出題されなかったので

 

これって、今年の2種の2次試験で出るって言ってるようなもんじゃん!

 

って、勝手に出ると決めつけてました(^ ^;

 

論説対策として「キーワードで覚える! 電験2種 二次試験 論説問題」に載っている原子力発電の過去問題のキーワードをあるていど書けるようにしました。

 

またPWR(加圧型)とBWR(沸騰型)についても図で描けるようにして、設備と流れは一通り暗記しました。

 

ソウケイ
結果的に2020年は出題されず、見事に予想が外れましたけどね。

 

ちなみに令和3年度は電験3種の電力で原子力発電についての問題が出題されていましたけど、1種や2種では原子力が出題されていません。

 

電験2種ではしばらく出題されていないので、そろそろかなという予感はしてます。

 

風力発電その他

過去問12年分を見たところ、風力発電に関する問題は2019年に出題された問6で出題されています。

 

問の内容としては

 

  1. 維持すべき技術案件
  2. 設計上考慮すべき風圧荷重
  3. 雷撃からブレードを保護する措置
  4. 等電位ボンディングとは

 

の4つです。

 

発電に関してというより法規の問題です。

 

風力発電について今年はまだ出ないと予想できますが、不意打ちを予想して太陽光、地熱、燃料電池など発電機全般について設備と発電の基本原理くらいは押さえておくべきでしょう

 

早く合格した方がベターな理由

発電原理や設備が火力発電に似ている原子力発電は問1で出題される可能性はあります

 

もし今年の問1に原子力が来たら来年はどうなるでしょう。

 

翌年は火力か水力どちらが出題されるか読みにくくなります。

 

現に2011年の共通問題の後は火力と思いきや、2012年には水力問題が出題されています。

 

そうなれば、火力と水力の両方を学習する必要性が出てきます

 

ソウケイ
想像しただけで「げ~っ!?」ってなりそうですね。

 

そうならないためにも原子力発電や共通の問題が問1で出題される年度と同時か、またはそれ以前に電験二種に合格する必要性があると管理人は考えていました。

 

まとめ

膨大な電験二種 二次試験の2021年の試験範囲のうち発電について、削減できる部分や余力があればやったほうがよいところを考察してみました。

 

意表を突いた問題が出たとしても骨子になるものを何かしら書けるようにしておくべきです。






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