電験3種

みんほし電験三種 法規の実践問題集レビュー!鬼門の法規はこれで攻略!

2022年1月31日

今年は法規を絶対に合格したい!

 

どんな問題集が良いのかな?

 

『みんほし法規の実践問題集』はどうでしょう。

 

問題を解きまくりたい人にはピッタリです。

ソウケイ

 

法規はここ最近では重箱のすみをつついたり、最終的に二択で迷って間違えてしまいやすい問題が多いです。

 

なので、電験三種の鬼門科目と評されることもあります。

 

実際に管理人も再チャレンジの2017年に法規の1問落としで不合格に泣いています。

 

今回は

  • 理論または機械は合格できたけど法規が残っている
  • 今年は法規がどうしても落とせない

 

など、科目合格者向けの内容となっています。

 

みんなが欲しかった!電験三種 法規の実践問題集(以下、法規の実践)』の内容を詳しく紹介します。

 

『みんなが欲しかった実践問題集』の他3科目についてのレビューはこちらになります。

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この記事を読んで欲しい人

  • 今年に電験三種の法規を受験する人
  • 法規科目が何となく分かってきた人
  • 問題をたくさん解いて実力を付けたい人
  • 法律の条文を覚えるのが苦手な人
  • 今年は法規を落とせない人

TAC×電験王のコラボ

『法規の実践』はみんなが欲しかった(通称みんほしシリーズ)の問題演習に特化したテキストです。

 

この法規の実践もみんほしシリーズで有名なTACが出版しているテキストとなります。

 

知ってる人も多いと思いますが、実践問題集シリーズは過去問解説で有名な電験王さんの著書です。

 

電験王さんのサイトを見れば、この法規の実践の分かりやすさも容易に想像できますね。

 

実践シリーズは言うなれば、『電験王さんのていねいな解説とTACの見やすいテキスト』のコラボ作品と言えます。

 

それでは、法規の実践の概要と特長を見ていきましょう。

 

概要および特長

独自問題

法規の実践は基本的に過去問題集ではなく、全体的にオリジナルな問題構成となっています。

 

なので、あるていど過去問を解き慣れた人でも、新たな気持ちで問題に当たることができます。

 

計算問題については、法規の実践の後に過去問に当たれば『実力を付けた後に試験問題を攻略できる楽しさ』というメリットも出てきます。

 

それに過去問の前にこのテキストに挑戦することで知ってる問題のパターンや幅が広がる利点はあります。

 

オリジナルですが過去問の類問もあるので、問題の傾向が奇抜すぎるという訳ではありません

 

論説問題についても、重要条文に何度も触れることによって文字通りに知識の穴を埋めていくことができます。

 

豊富な問題パート

前半が問題集、後半が解説を含む解答部分に分かれています。

 

問題部分が300ページ、解答部分が271ページあります。

 

ソウケイ
4科目中で問題部分のページ数が一番多いです。

 

ちなみに理論の問題部分は184ページ、機械は254ページです。

 

切り離しできる冊子

みんほしシリーズの解説部は何点かの「のり」でくっついています。

 

簡単に切り離せるので、それぞれを別々に持ち運ぶことができます

 

ソウケイ
かなりスリムになるので、カバンがかさ張りにくいですね。

 

チャプター構成

内容は

  1. 電気事業法
  2. その他の電気関係法規
  3. 電気設備の技術基準、解釈
  4. 電気設備の技術基準、計算
  5. 発電用風力設備の技術基準
  6. 電気施設管理

 

の6章からなっています。

 

問題構成としては

 

1.  電気事業法

確認問題・・・ 9問

基本問題・・・ 9問

応用問題・・・ 6問

 

2. その他の電気関係法規

確認問題・・・ 6問

基本問題・・・ 5問

応用問題・・・ 3問

 

3. 電気設備の技術基準、解釈

確認問題・・・ 63問

基本問題・・・ 60問

応用問題・・・ 23問

 

4. 電気設備の技術基準、計算

確認問題・・・ 9問

基本問題・・・ 7問

応用問題・・・ 6問

 

5. 発電用風力設備の技術基準

確認問題・・・ 3問

基本問題・・・ 3問

応用問題・・・ 1問

 

6. 電気施設管理(大問の2問分含む)

確認問題・・・ 10問

基本問題・・・ 12問

応用問題・・・ 11問

 

と、こうやって見ると電気設備技術基準(以下、電技)の問題数がめちゃくちゃ多いです。

 

電技の強化をしたい人にとってはうってつけですね。

 

ちなみに電技は186ページと全体の半分以上のボリュームがあります。

 

全体像をつかみやすいイントロダクション

各チャプターの冒頭には概要が記載されています。

 

ワンポイントアドバイス

たとえば「1. 電気事業法、2. その他の電気関係法規、3. 電気設備の技術基準、解釈、4. 電気設備の技術基準、計算」のイントロダクションでは

 

ワンポイントアドバイス

  1. 電気事業法: 本問題集の空欄を選択肢を見ずに解答すること
  2. その他の電気関係法規: 内容が絞りにくい分野だが本問題集でしっかりと対策する
  3. 電気設備の技術基準、解釈: 合否を分ける非常に重要な章で計画的に繰り返し学習すること
  4. 電気設備の技術基準、計算: 過去問の類台やパターン化された問題が出題されることが多い

 

など、それぞれのチャプターで問題に取り組む際のアドバイスをしてくれます。

 

ソウケイ
無計画だとやみくもに問題を解きがちになります。

 

なので、こういう心構えを前もって知っておくのは大事です。

 

出題数

また、それぞれのチャプターで毎年の試験で『およそ何問出る』という情報が載っています

 

例えば

  • 電気事業法・・・2問
  • 電気設備の技術基準、解釈・・・6~7問
  • 電気設備の技術基準、計算・・・大問1問(2問)

 

と、いう感じなので、どこの単元に力を入れるべきかが分かってきます。

 

ワンポイントアドバイスと合わせれば

  • 電気事業法は問題で出てくる鉄板条文を空で言えるくらいに覚えてしまう
  • 広範囲な電技は繰り返し学習で知識の穴を少しずつ埋める
  • パターン化されやすい計算問題は確実に取りに行く

 

などの作戦が立てやすくなります。

 

問題構成

問題集の構成としては主にポイントと問題の2点となっています。

 

ポイント

まず、各チャプターの始めにポイントがあります。

 

ポイントは問題を解くのに必要な条文や、電圧、容量、離隔距離などの数値について、凝縮して説明しています

 

ちなみに電技解釈(論説)のポイントについては

  • 総則・・・18ページ
  • 電気供給のための電気設備施設・・・26ページ
  • 電気使用場所の施設・・・10ページ
  • 分散型電源の系統連系設備・・・6ページ

 

と、合計で60ページもあります。

 

ソウケイ
広範囲で重要単元である電技の攻略ポイントがここに詰まってますね。

 

法規の条文は文字だけの説明になりがちですが、参考書のようにところどころで図解があります

 

なので、『問題集なのに一段と理解を深めやすい内容』となっています。

 

例えば「1. 電気事業法」のチャプターでは

  • 電気工作物とは
  • 一般、事業用、自家用電気工作物の違い
  • 保安規定
  • 工事計画届
  • 事故報告の該当案件

 

などが、法令の条文を交えながら分かりやすく説明しています。

 

気になる点

ポイントでは重要語句が紫で色分けされています。

 

法規は4科目中で暗記事項も多いです。

 

紫文字ではなく赤字で記載して赤下敷き付属であれば、より良かったのではと思いました。

 

ソウケイ
まぁ、紫の下敷きを別途で買うなり工夫すれば良いんですけどね。

 

問題

問題レベルは

 

  1. 確認問題
  2. 基本問題
  3. 応用問題

 

の3つに分かれます。

 

1. 確認問題

8~16個の選択問題や取っつきやすい〇×問題が主です。

 

16択と言っても、しっかり学習していれば3択くらいには絞れます。

 

感覚的に電験二種の1次試験みたいな出題形式です。

 

基礎学習で覚えたこと、つまりこの本において『ポイントの内容を理解している』かを確認する問題となります。

 
2. 基本問題

本番試験さながらの5肢択一式による問題です。

 

確認問題より一段レベルが高く、数値や『届出、申請、許可を得る』など文言の細かい言い回しを理解していないと解けなくなります。

 

ポイント部分をしっかり定着させるための問題となっています。

 

実際の試験問題の難易度にだんだんと近づいていくので、着実にレベルアップできます。

 

3. 応用問題

5つの選択肢の中から1つだけ誤りや正解を見つけ出す『宝探し』の論説問題が交じってくるので、難易度が高くなります。

 

逆にこれが難なく解けるようになれば、数値や条文を理解できているということになります。

 

ソウケイ
そうすれば、難解な論説問題への恐怖感も薄くなります。

 

こちらも5肢択一式です。

 

解説のていねいさ

問題部分が300ページに対して、解答部分が271ページと解答がボリューミーです。

 

計算問題の解説では公式からの立式や、図をふんだんに使っているので非常に理解しやすい内容になっています。

 

ソウケイ
解説を図で表してくれるので頭の中で計算順序のイメージがしやすいです。

 

また、論説問題のいくつかは『○○法の第△△条』と解説に記載されているので、実際の条文を参照しやすいです。

ポイント参照

最初に各チャプターのポイントとの関連が記載してます。

 

なので、問題演習に不安があればすぐにポイントに戻って再確認できます

 

注意点

解説の右側にはピンで解説の補足をしたり、著者の注目コメントによる注意点があります。

 

問題を解く時に

  • 覚え方のコツ
  • 似たような言い回しの違い
  • 忘れにくい覚え方

などを的確に説明しています。

 

ちなみに

  • 条文を完全に覚える
  • 暗記ではなく概要を先に理解してから、少しずつ数値を覚える

などの補足説明がところどころに記載されています。

 

法規は全てを暗記しがちになりますが、メリハリを付けて頭に条文を浸透させることができます。

 

問題文や選択肢記載

解説はていねいに問題文や選択肢を載せています

 

他社のテキストでは計算問題で図が書いてあれば、解説部分は計算だけだったりします。

 

ひどいものだと計算自体を『はしょって』いることもあります。

 

ですが、『法規の実践』は立式や公式まで載っていますし、さらに計算を省略していません。

 

それに、解説部分に問題文や選択肢が載っているのでパッと見で全体像が手に取れるようになっています。

 

つまり、問題部分と解答冊子を行ったり来たりするロスがなくなります

 

ソウケイ
解答編1冊で問題演習が十分にできてしまうので、解答部分だけ切り離してコンパクトに持ち歩ける利点もあります。

 

まとめ

みんなが欲しかった!電験三種 法規の実践問題集』は全体的に

  • 頻出の類題も多い
  • 暗記と理解のメリハリが付けれる

ので、やり込むほどに着実に実力が付く王道な問題集となっています。

 

今年に法規科目を落とせない、かつレベルアップしたい人には『是非手に取って欲しい1冊』です。






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