電験3種

みんほし電験三種 機械の実践問題集レビュー!難攻不落の機械はこれで撃破!

2022年1月19日

今年は機械科目を絶対に合格したい!

 

どんなテキストが良いんだろう?

 

『みんほし機械の実践問題集』はどうでしょう。

 

基礎学習を終えて問題のシャワーを浴びたい人にはピッタリです。

ソウケイ

 

理論とあわせて2大科目とされている機械。

 

範囲が広すぎて苦労している受験生も多いと思います。

 

今回は

  • 理論は合格できたけど機械が残っている
  • 今年は機械がどうしても落とせない

 

など科目合格者向けの内容となっています。

 

みんなが欲しかった!電験三種 機械の実践問題集(以下、機械の実践)』の内容を詳しく紹介します。

 

『みんなが欲しかった実践問題集』の他3科目についてのレビューはこちらになります。

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この記事を読んで欲しい人

  • 今年に電験三種の機械を受験する人
  • 機械科目が何となく分かってきた人
  • 問題をたくさん解いて実力を付けたい人
  • 過去問をひねられると解けない人
  • 今年は機械科目を落とせない人
 

TAC×電験王のコラボ

『機械の実践』はみんなが欲しかった(通称みんほしシリーズ)の問題演習に特化したテキストです。

 

この機械の実践もみんほしシリーズで有名なTACが出版しているテキストとなります。

 

知ってる人も多いと思いますが、実践問題集シリーズは過去問解説で有名な電験王さんの著書です。

 

電験王さんのサイトを見れば、この機械の実践の分かりやすさも容易に想像できますね。

 

実践シリーズは言うなれば、『電験王さんのていねいな解説とTACの見やすいテキスト』のコラボ作品と言えます。

 

それでは、機械の実践の概要と特長を見ていきましょう。

 

概要および特長

独自問題

機械の実践は過去問題集ではなく、全てオリジナルな問題構成となっています。

 

なので、あるていど過去問を解き慣れた人でも、新たな気持ちで問題に当たることができます。

 

逆にこの機械の実践に慣れてしまっても、その後に過去問に当たれば『実力を付けた後に試験問題を攻略できる楽しさ』というメリットも出てきます。

 

ソウケイ
基礎学習後にいきなり過去問にぶち当たって『圧倒的なレベルの高さに打ちのめされる』状態を防げます。

 

全てのチャプターで問題がレベル分けがされています。

 

なので、問題演習に不安がある人も段階的にステップアップしていけます。

 

それに過去問の前にこのテキストに挑戦することで知ってる問題のパターンや幅が広がる利点はあります。

 

豊富な解答

前半が問題集、後半が解説を含む解答部分に分かれています。

 

問題部分が254ページ、解答部分が328ページあります。

 

解答が問題部分より多いよね?

 

問題に対する解答の比率は理論より低いですが、4科目で一番解答ページ数が多いです。

 

量が多い理由は解説は省略せず、詳しく書かれているからです。

ソウケイ

 

ちなみに理論は問題部分が184ページ、解答部分が303ページあります。

 

機械の問題や解答ページ数が多いということは、それだけ機械科目の範囲が膨大、かつ理解するのに詳細な説明が必要ということが分かります。

 

ソウケイ
著者のこの本への力の入れようが伝わってきますね。

 

切り離しできる冊子

みんほしシリーズの解説部は何点かの「のり」でくっついているので簡単に切り離せます。

 

なので、それぞれを別々に持ち運ぶことができます

 

ソウケイ
かなりスリムになるので、カバンがかさ張りにくいですね。

 

チャプター構成

内容は

  1. 直流機
  2. 変圧器
  3. 誘導機
  4. 同期機
  5. パワーエレクトロニクス
  6. 自動制御
  7. 情報
  8. 照明
  9. 電熱
  10. 電動機応用
  11. 電気化学

 

と、なっています。

 

全体像をつかみやすいイントロダクション

各チャプターの冒頭には概要が記載されています。

 

ワンポイントアドバイス

たとえば「1. 直流機、2. 変圧器、3.誘導機、4. 同期機」のイントロダクションでは

 

ワンポイントアドバイス

  1. 直流機は等価回路を描くことが鍵
  2. 変圧器は理解するのに理論の電磁気や電気回路の土台が必要
  3. 誘導機は等価回路が最重要であり、L形等価回路からトルクの導出までは確実に理解する
  4. 同期機は等価回路は4機の中で最も単純だがベクトル図を描いて高い計算力が求められる

 

など、それぞれのチャプターで問題に取り組む際のアドバイスをしてくれます。

 

ソウケイ
無計画だとやみくもに問題を解きがちになります。

 

なので、こういう心構えを前もって知っておくのは大事ですね。

 

出題数

また、それぞれのチャプターで毎年の試験で『およそ何問出る』という情報が載っています

 

例えば

  • 直流機・・・2問
  • 誘導機・・・2~3問
  • 同期機・・・3問
  • パワエレ・・・3~4問

 

と、いう感じなので、どこの単元に力を入れるべきかが分かってきます。

 

同期機とかパワエレが苦手でも出題数の多さを見れば、簡単~難しいと幅広い難易度で出題されると予想できます。

 

難解な単元を安易に捨てずに『簡単な問題だけは確実に取りに行く』などの作戦が立てやすくなります。

 

 

問題構成

問題集の構成としては主にポイントと問題の2点となっています。

 

ポイント

まず、各チャプターの始めにポイントがあります。

 

ポイントは問題を解くのに必要な公式、原理や攻略法について、2~8ページていどに簡潔に凝縮しています

 

図解をふんだんに使い補足説明がかゆい所に手が届くので、非常に分かりやすい内容となっています。

 

また、どこが『試験で頻出』などの情報もあるので、覚えるべきポイントも分かってきます

 

問題演習につまづいた時にもポイントに振り返って確認することができます。

 

例えば「1. 直流機」のチャプターでは

  • 誘導起電力
  • トルクと出力
  • 電気子反作用の原理と対策
  • 他励、自励、直巻の違い
  • 電動機・発電機の違い

 

と、直流機で『ごちゃごちゃ』になりやすい箇所の違いが分かりやすく説明されています。

 

問題

問題は

 

  1. 確認問題
  2. 基本問題
  3. 応用問題

 

の3レベルに分かれます。

 

1. 確認問題

この3つの中では一番解きやすいレベルの問題です。

 

基礎学習で覚えたこと、つまりこの本では『ポイントの内容を理解している』かを確認する問題となります。

 

論説だけでなく計算問題もほどよく混ざった感じです。

 

計算問題では等価回路を描かないと解けない問題も出てきます。

 

論説は〇×問題もありますが基本的に穴埋め問題で解答の選択肢がありません。

 

問題演習によくありがちな『答えの数字や番号を覚えて分かった気になっちゃう』という悪いクセが出ないようになっています。

 

2. 基本問題

本番試験さながらの5肢択一式による問題です。

 

確認問題より一段レベルが高く、ポイントの公式や原理をしっかり定着させるための問題ばかりです。

 

実際の問題の難易度にだんだんと近づいていくので、着実にレベルアップできます。

 

3. 応用問題
応用的な内容でハイレベルな問題ばかりです。ただ、一部の過去問のようなひねくれた問題はありません

 

計算問題は基礎的なことの組み合わせや、文字通り覚えたことの応用です。

 

なので、問題の本質をしっかり理解していれば解ける内容となっています。

 

論説については、原理現象にかなり突っ込んだ問題が出てきます。

 

それに5つの選択肢の中から1つだけ誤りを見つけ出す『間違い探し』の問題も多く、やはり難易度が高いです。

 

逆にこれが難なく解けるようになれば、構造や原理をちゃんと理解できているということになります。

 

ソウケイ
そうすれば、難解な論説問題への恐怖感も薄くなりますね。

 

こちらも5肢択一式です。

 

解説のていねいさ

問題部分が254ページに対して、解答部分が328ページと解答が1.3倍ほどのボリュームです。

 

基本的には白黒緑の3色カラーで図をふんだんに使っているので非常に理解しやすい内容となっています。

 

ソウケイ
解説を図で表してると頭の中でイメージがしやすいですよね。

 

ポイント参照

最初に各チャプターの公式や原理を説明しているポイントとの関連が記載してあります。

 

なので、問題に不安があればすぐにポイントに戻って再確認できます

 

注意点

解説の右側にはピンで解説の補足をしたり、著者の注目コメントによる注意点があります。

 

問題を解く時のポイントや盲点、別の角度での解き方、やりがちなミス、本番で効率的に解くコツなどを的確に説明しています。

 

ちなみに

  • 暗記ではなく導出してしっかり理解するところ
  • 概要だけで深掘りしない

などの補足説明がところどころに記載されています。

 

なので、学習にメリハリが付けることができます。

 

ソウケイ
学習範囲がだだっ広い機械科目を隅からすみまで完璧にしなくても良いので、かなり気が楽になりますね。
 

問題文や選択肢記載

解説はていねいに問題文や選択肢を載せています

 

他社のテキストでは問題文に図が書いてあれば、解説部分は計算だけだったりします。

 

ひどいものだと計算自体を『はしょって』いることもあります。

 

ですが、『機械の実践』は計算を省略していません。

 

それに、解説部分に問題文や選択肢が載っているのでパッと見で全体像が手に取れるようになっています。

 

つまり、問題部分と解答冊子を行ったり来たりするロスがなくなります

 

ソウケイ
解答編1冊で問題演習が十分にできてしまうので、解答部分だけ切り離してコンパクトに持ち歩ける利点もあります。

 

まとめ

みんなが欲しかった!電験三種 機械の実践問題集』は全体的に

  • 基礎力が足りていないと解けない
  • いやらしい問題がない
  • メリハリが付けれる

ので、やり込むほどに着実に実力が付く王道な問題集となっています。

 

今年に機械科目を落とせない、かつレベルアップしたい人には『是非手に取って欲しい1冊』です。






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