電験3種

電験三種のみんほし理論をレビュー。電験初学者にとって最適な参考書!

2021年9月17日

電験三種を受ける予定です。

初心者でも分かる理論の参考書って、どれが良いのかな?

 

『みんほし理論』はどうでしょう。

初学者にはピッタリの参考書です。

ソウケイ

 

電験を初めて独学する時は、どの参考書にしたら良いか迷いますよね。

 

今回は電験の初学者用テキストとして評判が高いみんなが欲しかった電験三種理論の教科書&問題集 第2版をレビューします

 

電験学習の元ハイパー初心者が初年度の視点で内容を吟味していきます。

 

ソウケイ
電験三種の理論学習から遠ざかって、だいぶ経つからちょうど良いですね。

 

この記事では、『みんほし理論』の内容を詳しく紹介し、「おすすめの使い方」についてもご紹介します

 

この記事を読んで欲しい人

  • 電験三種に初めて挑戦する人
  • 理論科目がチンプンカンプンな人
  • 参考書選びで迷っている人
  • 『みんほし』の内容を詳しく知りたい人

TAC講座の参考書

『みんほしシリーズ』は通信講座で名高いTACでも使われているテキストとなります。

 

それでは概要と特長を見ていきましょう。

 

概要および特長

別々のテキスト

前半が参考書部分、後半が問題集部分に分かれています。

 

参考書部分が407ページ、問題集が435ページあります。

 

小さい6点が「のり」でくっついているので簡単に切り離せます。

 

なので、それぞれを別々に持ち運ぶことができます。

 

ソウケイ
さすがに800ページ超をカバンに入れて歩くのは大変ですからね。

 

単元構成

参考書は

  1. 直流回路
  2. 静電気
  3. 電磁気
  4. 交流回路
  5. 三相交流回路
  6. 過渡現象その他の波形
  7. 電子理論
  8. 電気測定

と、8単元構成になっています。

 

初心者でも取り組みやすいオームの法則や合成抵抗などの直流回路から始まり、その後は電磁界、(三相)交流回路、過渡現象と理論試験で頻出な重要単元から学びます

 

詳しくいうと、その単元は複数のセクション、さらにセクションもいくつかの項目で分かれています。

 

例えば「1. 直流回路」の章は

  1. 電気回路とオームの法則
  2. 合成抵抗
  3. 導体の抵抗の長さ
  4. キルヒホッフの法則
  5. 複雑な電子回路
  6. 電力と電力量

 

と6つのセクションがあります。

 

さらに細かく言うと、「2. 合成抵抗のセクション」では

  1. 直列接続と並列接続
  2. 合成抵抗
  3. 分圧と分流

 

の3項目となっています。

 

全体像をつかみやすいイントロダクション

各単元の冒頭には単元の概要と、出題傾向の分析や対策の仕方が書かれています。

 

単元の概要と対策方法

たとえば「直流回路」のイントロダクションでは
  • 計算問題が多い
  • 色々な問題に当たって、解けるパターンを増やす
  • 難しい問題も簡単な問題の組み合わせなので、簡単な問題からつぶしていく
  • 段々とテブナンの定理などの難しい問題に挑戦
  • 直流計算は交流回路で応用化

 

と、こんな感じで書かれています。

 

ソウケイ
初心者にとって、こういったアドバイスは助かりますよね。

 

出題傾向

また過去10年間で

  • 各年で、この単元から何問出たか
  • 全体的にどれくらいのレンジで出題されているか

 

が一目で分かるので、どの単元から多く出題されるとか、どの単元に力を入れるべきかが分かります。

 

ソウケイ
試験攻略のカギは最も多く出題される単元から順に解けるようになることですから。
 

理解しやすい内容

シンプルで読みやすい本文

全体的に図が多く、文字だけの参考書より吸収しやすい印象を受けます。

 

文章も電気初学者にわかりやすいように難しい用語は少なめです。

 

専門用語が出た時はその後に詳しい図や説明があるので取っつきやすいです。

 

ソウケイ
説明文の説明と言う感じで私のような「元ド素人」にもやさしさを感じました。

 

板書きで知識を整理

板書きは初心者がつまづきそうなポイントを頭の中で整理しやすいように記載しています。 

例えば電圧と電位の関係は水の流れに例えており、電気に詳しくない人にも『イメージしやすい内容』となっています。

 

重要な公式

単に数字や文字を並べるだけではなく、図とていねいな説明で理解を底上げしてくれます。

 

例えばですが、直列抵抗と並列抵抗の違いも、ただ単に「足し算」と「和分の積」と覚えるのではありません。

 

『なぜ直列は抵抗値が増えるのか、並列は減るのか』が説明されているので理解するのが簡単です。

 

ひとことで補足

ところどころで「ひとこと」があります。

 

本文を理解するヒント、用語の意味、応用的な内容などを補足しています。

 

これにより、本書の理解をいっそう深めることができます。

 

重要度表示

各項の最初に星1つ~3つの3段階表示がしてあります。

 

これを見れば覚えるべきものと捨てるものが一目で分かります

 

星3つであれば、その項は時間を掛けてでも体得する必要があります。

 

逆に星1つであればサラッと見るくらいでも十分です。

 

ソウケイ
受験初心者には何が重要かが分からないので、こういうレベル分けは助かりますね。

 

基本例題

各項のほぼ全てに基本例題があります。

 

覚えたことをすぐにアウトプットできるので、公式や解き方が体に染み付きやすく忘れ防止にもなります。

 

基本的に全てやさしいレベルの問題なので、後半の問題集部分に行くまでの良い肩慣らしにもなります。

 

問題集

問題集編は以下の特長となっています。

  • テーマ別(年度記載)
  • 分かりやすい解説
  • 難易度が3段階
  • クセが少ない問題
  • 実際の過去問
  • 参照先記載

テーマ別(年度別記載)

参考書の流れに沿った単元ごとにカテゴリ分けされた問題集なので、テーマ別問題集として使用できます。

 

出題された年度も記載されているので『直近に出た問題を省略する時短技』も使えます。

 

分かりやすい解説

基本的には図と2色カラーの説明なので理解しやすい内容となっています。

 

たまに公式や立式がいきなり出てくることもあります。

 

その分、解説は基礎を十分に分かっている前提なので、基本例題から進むと難易度の高さにビックリするかもしれません。

 

難易度が3段階

  • やさしい「A」
  • 中程度の「B」
  • 難しい「C」

と問題の難しさが3段階で表示されています。

 

初心者、とういか問題演習にそうとう慣れていないと初見の問題をパッと見ても難易度が判断しにくいです。

 

なので、こういうレベル分けは助かります

 

ソウケイ
慣れないうちはAレベルの簡単な問題ばかり解いていくのもアリですね。

 

実際の過去問

どれも過去に実際に出題された問題です。

 

第2版は令和元年の問題も載っていますので、かなり直近の問題に触れることができます

 

基礎学習を終了した後の力試しには持って来いです。

 

クセが少ない問題

全体を通して見たところ、割りと素直な取り組みやすい問題を厳選しています。

 

基礎を理解していれば解ける問題がほとんどです。

 

一番難しいC以外のA、Bレベルの2つを理論立てて解けるようになれば、電験攻略でかなりの実力が付いたと言えるでしょう。

 

参照先記載

問題ごとに参考書のセクションNoが記載されています。

なので、理解が不足しているときは参考書に戻って基礎を学習しなおすことが可能です。

 

それでも難しいときは

この『みんほし理論』で理解が追い付いてこないのであれば、『みんほし はじめの一歩』から始めましょう。

 

電気の基礎をやさしく説明していますし、電気に必要な基礎数学も学べます

 

数学自体に苦手意識があれば、そちらから先に試し読みするのをおススメします。

 

まとめ

難易度の高い問題も含まれるので問題演習に慣れるのに時間が掛かるかも知れません。

 

奇問難問が少ないので、直近問題の傾向をつかむことと試験感覚を身に付けるために最新の年度別問題集を3~5年分くらいは模擬形式でやっておくべきでしょう。

 

模擬形式は以下で説明しています。

あわせて読みたい
電験本番での緊張感がなくなる方法!年度別問題集の上手な活用方法とは

 

この問題集をマスターできれば、かなりの基礎力は付くと断言できます。

おすすめの使い方

参考書と問題集を合わせて800ページ以上とけっこうボリュームがあります。

 

もし管理人が一からこの本を使用して電験三種の理論を攻略するなら

 

〈参考書編〉

  • 基本例題だけは確実に解けるようにする
  • なるべく早く終わらす

と、1周目はスピード重視で行きます。

 

なぜかというと

  • 全体を通すことで2周目以降で知識の破片がつながって分かることもある
  • 1周目に長い時間を掛けると心が折れる

以上の理由によります。

 

2周目以降は「1周目で分からなかった重要なところ」を徹底的にやります。

 

あるていど基本例題が出来るようになれば、早めに問題集編に移ります。

 

基本例題がダメダメであれば2周目は必ずやるべきです。

 

〈問題集編〉

そして参考書編のAおよびBレベルまでは頭の中で瞬間的に解法のプロセスが浮かぶまで何周も繰り返します

 

目安としては1~3周くらいでしょうか。

 

その辺の問題演習の方法はこちらに記載しています。

あわせて読みたい
電験の過去問はテーマ別問題集からやれ!年度別を始めに手を付けるな!

 

自信がなければ時間は掛かりますが

  • 問題集と参考書を行き来する
  • 1つの単元について何周も問題演習を行う

 

などして『1つの単元を着実にものにしてから次の単元に進んでいく』のもアリです。

 

ご自身の状況を見ながら、好きなように進めてください。

 

まとめ

評判が高いだけあって、『みんなが欲しかった電験三種理論の教科書&問題集 第2版』はインプットとアウトプットのバランスがとても良い本です。

 

「独学時代にあれば、もう少し頑張れていたかも…」と感じたくらいです。

 

もし、電験学習に自信がない人は、まずこの本を手に取って欲しいです。

 

それくらい、初学者には最高におすすめの1冊です。







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