電験3種

【2021年度版】電験三種は易化?過去27年間の合格率と来年の展望

2021年12月22日

今年の電験三種って例年より難しかったのかな?

 

確実に言えるのは、理論は難しかったです。

 

他の3科目についても一言だと、簡単ではありませんでした。

ソウケイ

 

2021年度は受験生を応援しようと電験アベンジャーズに参加しました。

 

緊張感の中で問題と『にらめっこ』したので、受験生の『悔しさや焦り』などの気持ちは少なからず感じ取れました

 

そんな視点で過去の合格率から分かること、2022年の難易度予想などを書いていきます。

 

科目別の予想はこちらです。

あわせて読みたい
2022年度前期 電験三種の難易度について科目別に予想してみました!

 

この記事を読んで欲しい人

  • これから電験三種を受験する人
  • 2021年の合格率や過去の推移を知りたい人
  • 2022年の難易度がどうなるかを知りたい人

 

直近10年合格率推移

合格率推移は以下の通りです。

 

中央にある緑色の横直線は過去10年間、2012年(平成24年)~2021年(令和3年)の平均値です。

2021年度(令和3年度)の合格率は11.54%でした。

 

2020年の9.83%からグーンと1.71%も上昇しています。

 

平均値については8.72%で、昨年度の直近10年(2011~2020年)平均値の8.11%より0.61%上がっています。

 

昨年の合格率についての記事はこちらです。

あわせて読みたい
【2020年度版】電験三種は易化してる?過去10年間の合格率から考察

 

ソウケイ
ちなみにここで言う合格率とは今年を含めて3年以内に全ての4科目に合格した人の割合です。

 

なので、一発合格、2年または3年で合格した人が全て含まれています。

 

易化してるのか?

合格率がどんどん上がっているよ。

 

10%を超えたなんて、問題がどんどん易化しているんじゃないの?

 

これだけの数値だけ見ればそう感じ取れますよね。

 

ですが、実際はそうとも言えないです。

ソウケイ

 

過去の合格率

分かりやすく見るために、新制度の1995年(平成7年)~2020年(令和2年)までの過去26年間を前半13年と直近13年に分けた合格率を比べてみました

 

まずは前半の1995年~2007年の推移です。

 

1995年(平成7年)~2007年(平成19年)

 

中央の青色直線この13年間の平均値で11.21%となっています。

 

直近10年間の平均値8.72%と比べて2.49%も高いです。

 

全体的に昔の方が合格率が高くない?

 

その通りです。

 

新制度の最初の頃は解きやすい問題が多かったので、それもあると思います。

ソウケイ

 

この13年のうち、10%未満の合格率は2002年、2004年、2007年のたったの3回でした。

 

1996年はなんと16.66%と新制度以降で一番高い合格率となっています。

 

2008年(平成20年)~2020年(令和2年)

続いて、2008年~2020年の合格率です。

赤色の直線この13年間の平均値で8.36%です。

 

前半の1995~2007年の11.21%に比べて2.85%もガクッと下がっています

 

それに2009年~2020年までは10%を超えることはありませんでした。

 

なので、2021年度は13年ぶりに10%を超えたということです。

 

ちなみ2010年は7.16%、2011年は5.47%、2012年は5.85%と過去27年間でワースト3です。

 

この3年間に受験した人たちは苦労してそうだよね。

 

実際の問題を検証する必要がありますが、数値だけ見るとそうなりますね。
ソウケイ

 

過去27年間の推移

これら二つを合体させつつ、最新の2021年度も入れてみました。

細かいですがジーっと見ていると分かってくることもあります。

 

紫の直線が1995年(平成7年)~2021年(令和3年)の27年間の平均値で9.85%です。

 

上の青線は先ほどの26年間の前半13年、下の赤線は後半13年の平均値です。

 

こうやって見ると前半の方が合格率が高かったのが一目で分かるよね。

 

そうですね。

 

それに後半はずっと低空飛行でしたが、2021年度で27年間の平均値をようやく上回ってます。

ソウケイ

 

考察

これらの数値やグラフを見てみると、合格率は2009年から9年ほど5~10%の範囲を上下しながら推移していました。

 

ですが、ここ最近の4年ほどで合格率は右肩上がりです。

 

単純に難化しているだけなら平均と同程度か、少なくとも上下変動するべきです。

 

確かにここ最近の試験問題を見ても、年度ごとで少なくとも理論・機械・法規のどれか1科目は突出して難しくなっている印象があります。

 

これらのことから

試験自体は2010年前後から難化している

    ↓

難化に柔軟に対応した受験生が書籍や動画などの良い教材を選ぶ

    ↓

簡単には受からない試験だと覚悟した受験生は地道に継続する力を付ける

    ↓

受験生全体のレベルが上昇

    ↓

合格率増加

 

という結論が考えられます。

 

ソウケイ
難化し続ける試験と、それを上回る意識の高い受験生との『いたちごっこ』のようにも見えますね。

 

なので、2020年の機械科目や2021年の理論のような『問題全体が難しくなっても得点調整が入らない』状況が発生しているのではないでしょうか。

 

問題を見て

改めて今年の試験問題を見てみました。

 

ザっとですが、管理人の感想です。

 

理論

今年の理論は論説の割合が高く、計算問題も変化球が多い印象でした。

 

管理人が過去問をやり込んでいても、合格レベルに達することができたのか怪しいほどです。

 

電験アベンジャーズの時も感じましたが、はっきり言って計算問題は初見で解けるかあやしいです。

 

他の3科目

電力・機械・法規についても、もちろん簡単な問題ばかりではありません。

 

ですが、参考書および過去問を完璧にやっていれば、半分以上は取れる確信しました

 

基本的な公式を知っていれば解けそうな、いわゆる素直な計算問題が理論に比べて多かったです。

 

計画的に勉強できた人にとっては、結果が跳ね返りやすい科目だったのではないでしょうか。

 

ソウケイ
緊張感や時間制限のある試験中では、普段より難しく感じるのは当然ですけどね。

 

 

2022年度はどうなる?

2022年度(令和4年度)より試験回数が年2回に増えます。

 

どんどん難化しているなら受験するのをあきらめようかな。

 

それも一つの選択肢です。

 

ただ、他の人が中々合格できない貴重な資格として、逆にチャンスとも取れますけどね。

ソウケイ

 

管理人の予想ですが、2022年は翌年から始まるCBT試験の受験者呼び込みのために難易度を大きく上げないでしょう。

 

合格者数は同じくらいか、さらに増えるとにらんでいます。

 

ここで合格者数が大幅に下がったら、ジリジリ減っている受験者数も電験から離れていってしまいますし。

 

もしかしたら4科目ともクセの少ない問題が出る、いわゆる『当たり年』になるかも知れません。

 

適当なこと言わないでよ。

 

確かに根拠はありません。

 

でも、そう前向きに捉えて学習すれば、良い結果が出やすいですよ。

ソウケイ

 

不安な状態で学習するよりプラスに考えたほうが、勉強の質は上がります。

 

ただ、2021年度の理論のように1部の科目は平年より難しくなると想定して対策しておくべきでしょう。

 

 

まとめ

今回は27年前までさかのぼって合格率を見てみました。

 

それによって分かったこともありました。

 

これらは過去の合格率を元に実際に受験経験や今年に最新9年分の過去問演習をした管理人の所感です。

 

ですが、しっかり試験対策および地道に継続した人は結果が出る、逆の人は毎年結果に泣くという2極化は今後も続いていくのはハッキリ見て取れます。

 

2022年度へのチャレンジに向けて参考にして下さい。

 

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