電験3種

みんほし電験三種 理論の実践問題集をレビュー!理論科目はこれで克服!

2022年1月11日

今年は理論科目をどうしても落とせないよ。

問題をやりこんで力を付けたいけど、どんな本が良いのかな?

 

『みんほし理論の実践問題集』はどうでしょう。

 

基礎学習を終えて問題を集中的にやり込みたい人にはピッタリのテキストです。

ソウケイ

 

電験では『スパイラル』という恐怖ワードがあります。

 

一度合格した科目が2年経ち消滅して、翌年受験科目として復活することです。

 

今回はそんなスパイラルをどうしても防ぎたい科目合格者向けの内容となっています。

 

みんなが欲しかった!電験三種 理論の実践問題集(以下、理論の実践)』の内容を詳しく紹介します。

 

『みんなが欲しかった実践問題集』の他3科目についてのレビューはこちらになります。

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この記事を読んで欲しい人

  • 今年に電験三種の理論を受験する人
  • 理論科目が何となく分かってきた人
  • 問題をたくさん解いて実力を付けたい人
  • 過去問をひねられると解けない人
  • 今年は理論科目を落とせない人

TAC講座の参考書

『理論の実践』はみんなが欲しかった(通称みんほしシリーズ)の問題演習に特化したテキストです。

 

『みんなが欲しかった理論の参考書(以下、みんほし理論)』のレビューはこちらになります。

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『理論の実践』は通信講座で名高いTACが出版しているテキストとなります。

 

それでは概要と特長を見ていきましょう。

 

概要および特長

独自問題

理論の実践は過去問題集ではなく、全てオリジナルな問題となっています。

 

なので、あるていど過去問を解き慣れた人でも、新たな気持ちで問題に当たることができます。

 

逆にこの理論の実践の問題に慣れてしまっても、その後に過去問に当たれば『実力を付けた後に試験問題を攻略できる楽しさ』というメリットも出てきます。

 

ソウケイ
基礎学習後にいきなり過去問にいくと『圧倒的なレベルの高さに打ちのめされる状態』を防げます。

 

問題がレベル分けされているので、問題演習に不安がある人も段階的にステップアップしていけます。

 

それに過去問の前にこのテキストに挑戦することで知ってる問題のパターンや幅が広がる利点はあります。

 

ボリューミーな解説

前半が問題集、後半が解説を含む解答部分に分かれています。

 

問題部分が184ページ、解答部分が303ページあります。

 

解答が問題部分より、かなり多くない?

 

解説がていねいで詳しいですからね。

 

なので、ページ数が多くなっています。

ソウケイ

 

その理由と詳細は後で説明します。

 

切り離し可能

解説部は何点かの「のり」でくっついているので簡単に切り離せます。

 

なので、それぞれを別々に持ち運ぶことができます

 

全800ページ超の『みんほし理論』と比べると、だいぶスリムです。

 

それに切り離せば、さらにコンパクトに持ち運べますね。

ソウケイ

 

でも、問題を解いたらすぐに答えを見たいよ。

 

切り離せることはあまりメリットに感じないような?

 

その点もご心配いりません。
ソウケイ

 

利点もあとでご説明します。

 

チャプター構成

内容は

  1. 直流回路
  2. 静電気
  3. 電磁力
  4. 交流回路
  5. 三相交流回路
  6. 過渡現象その他の波形
  7. 電子理論
  8. 電気測定

 

と、『みんほし理論』と同じく8チャプター(単元)構成になっています。

 

例えばですが「1. 直流回路」の章は基本的な合成抵抗から始まり

  • キルヒホッフの法則
  • 重ね合わせの理
  • テブナンの定理
  • ミルマンの定理
  • ブリッジ回路
  • 定電圧源⇔定電流源の変換

 

と、試験で頻出ですが、あいまいになりやすい部分を補強できます

 

全体像をつかみやすいイントロダクション

各チャプターの冒頭には概要が記載されています。

 

ワンポイントアドバイス

たとえば「1. 直流回路、2. 静電気、3. 電磁力」のイントロダクションでは
  • 直流回路は基本的な問題は出ないので、テブナン、重ね合わせの理などのいくつかの定理を駆使して解く
  • 静電気を理解していないと磁界の理解が進まない
  • 電磁力は右ねじやフレミング(左右)の法則を理解した上で問題を解く

 

など、それぞれのチャプターで問題に取り組む際のアドバイスをしてくれます。

 

ソウケイ
無計画だとやみくもに問題を解きがちになります。

 

なので、こういう心構えを前もって知っておくのは大事ですね。

 

問題構成

問題集の構成としては主にポイントと問題の2点となっています。

 

ポイント

まず、各チャプターの始めにポイントがあります。

 

ポイントは問題を解くのに必要な公式や原理について、3~6ページていどに簡潔に凝縮しています

 

ところどころ図解や補足説明があり、非常に分かりやすい内容となっています。

 

問題につまづいた時にもポイントに振り返って確認することができます。

 

問題

問題は

  1. 確認問題
  2. 基本問題
  3. 応用問題

 

の3レベルに分かれます。

 

1. 確認問題

この3つの中では一番解きやすいレベルの問題です。

 

基礎学習で覚えたこと、つまりこの本では『ポイントの内容を理解している』かを確認する問題となります。

 

直流回路の最初のほうは暗算で解けたりするので「なんだ、楽勝じゃん」と思ったりします。

 

ですが、チャプター2の静電気からは、基礎的ですがメモ用紙に書かないと解けなくなったりします。

 

それに基本的に解答の選択肢がないので、解き方のプロセスを理解していないと解けません

 

問題演習によくありがちな『答えの数字や番号を覚えて分かった気になっちゃう』という悪いクセが出ないようになっています。

 

2. 基本問題

本番試験さながらの5肢択一式による問題です。

 

確認問題より一段レベルが高く、ポイントの公式や原理を使いこなして解ける難易度となっています。

 

3. 応用問題

応用的な内容でハイレベルな問題ばかりです。

 

ただ、一部の過去問のようなひねくれた問題はありません

 

基礎的なことの組み合わせや、文字通り覚えたことの応用です。

 

なので、問題の本質をしっかり理解していれば解ける内容となっています。

 

こちらも5肢択一式です。

 

解説のていねいさ

問題部分が184ページに対して解説部分が303ページと1.5倍以上あります。

 

基本的には白黒赤の3色カラーで図をふんだんに使っているので非常に理解しやすい内容となっています。

 

ソウケイ
解説を図で表してると頭の中でイメージがしやすいですよね。

 

ポイント参照

最初に各チャプターの公式や原理を説明しているポイントとの関連が記載がしてあります。

 

なので、問題に不安があればすぐにポイントに戻って再確認できます

 

注意点

解説の右側にはピンで解説の補足をしたり、著者の注目コメントによる注意点があります。

 

問題を解く時のポイントや盲点、やりがちなミス、本番で効率的に解くコツなどを的確に説明しています。

 

ちなみに

1つの問題をテブナン、ミルマンで解説する問題もあります。

 

なので、それぞれで問題を解くスピードの違いが体感できます。

 

回路計算において得意武器を何にするか、また克服すべき弱点はどれかなどの作戦が立てやすくなります。

 

問題文や選択肢記載

解説はていねいに問題文や選択肢を載せています

 

他のテキストでは問題文に図が書いてあれば、解説部分は計算だけだったりします。

 

ひどいものだと計算自体を『はしょって』いることもあります。

 

ですが、『理論の実践』は計算を省略していません。

 

それに、解説部分に問題文や選択肢が載っているのでパッと見で全体像が手に取れるようになっています。

 

つまり、問題部分と解答冊子を行ったり来たりするロスがなくなります

 

ソウケイ
解答が赤字なので極論、『赤い下敷き』があれば解答冊子だけで完結してしまう手軽さもありますね。

 

なので、かさばるのが気になる人であれば解答部分だけ切り離して持ち歩いても問題演習を十分にできてしまいます。

 

まとめ

みんなが欲しかった!電験三種 理論の実践問題集』は全体的に

  • 基礎力が足りていないと解けない
  • いやらしい問題がない

 

のでやり込むほどに着実に実力が付く王道な問題集となっています。

 

今年に理論科目を落とせない、かつレベルアップしたい人には『是非手に取って欲しい1冊』です。






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